2010年09月28日

近況と帰国のご連絡

すっかりすっかりブログをおさぼり。
基本的に毎日オフィスにこもって投稿論文書いたり博士論文書いたり、
要するに書いたり書いたりばかりしているもので、ブログにまで「書く」パワーが残らない。

本当は書いたり書いたりの合間にハイキング/登山に行ったり
ロックフェスでOzzy Osbourneを観たりThe Prodigy最前列で飛び跳ねたり
全くネタがないわけではないのだが…不精ですごめんなさい。

6月初旬からTi på toppというローカル登山プログラムに参加。
トロムソ周辺の山が難易度別にリストアップされていて、そこに載った山を好きな順で登って、山頂にあるコードを集めて送る、というもの。
子供も登れるような初心者向け(標高300m〜)や1000mを超える上級者向けまであるのでスキルや時間的な都合に合わせてチョイス。
どの山も車で30分〜1時間圏内なので、仕事終わり(夏場は15時)からでも気軽に行けるのがよかった。
9月末までに9つの山に合計12回のぼり、参加賞のマグカップがもらえることになっている.

hiking2.JPG

hiking1.jpg




博士論文のほうは遅々として進まず、フラストレーションばかりが溜まっていくが、
これは自分との戦いなので自分で打ち勝つしかないのだ。
年内に博士号取得の算段だったが、遅筆がたたって来年2月に延ばそう、ということになった。
本当は博士号取得してから凱旋帰国、がベストだとは思ったが、帰国したくなったので帰国することにした。

10月5日の夕方成田着、17日にノルウェーに戻る予定になっていますので
帰国中おヒマなかたはぜひ遊んでくださいね。
みなさまにお会いできるのを楽しみにしております。





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2010年07月20日

結婚式のお手伝い

7月10日、職場の同僚が結婚式を挙げた。
正式な招待客ではなかったが、お手伝いにいってきた。


新婦はお茶/飲み友達で新郎は同じ研究グループで一緒に仕事をしている。二人ともわたしと同じくPhD生(博士号取得課程)在籍。
二人が出会ったのもうちのインスティテュートで、もう子供もいる。
ノルウェーでは、付き合う→同棲→子供→余裕があれば結婚 という流れが一般的。

二人はトロムソから南へ300kmほどくだったあたりの出身で、
結婚式は新婦の実家のそばで行われた。
300人ほどの小さな村、教会がひとつとガスステーションがひとつ。

当初披露宴のディナー中のウェイトレスをしてほしい、と頼まれていたのが、
腕を買われて(というよりほかにいなかったから)ウェディングケーキ製作担当になった。
招待客は90人…!

途中「90人分のウェディングケーキなんてなんで請け負ったんだ…」と後悔しそうになった。
友人にも「よっぱど仲良しならわかるけど…」と自分の浅はかさを指摘され。
しかも出張パティシエってことはキッチンもオーブンもまるで知らないところで作るわけだ。
…えらいことになった。

ぎりぎりになって事態は好転した。
90人の招待客、といっても90人分のデザートがウェディングケーキ、ということではないらしい。
ウェディングケーキのほかにも近所のおば様たちが腕を競うケーキもたくさん並ぶということがわかった。
ということはウェディングケーキは量じゃなくて質と見た目路線でいく。
幸い職場にウェディングケーキのスタンドを持っている子がいて借りることができたので、
ケーキの予想図は大幅に変更になったが、精神的・作業的にはだいぶ楽になった。

式は土曜日だったので木曜用の夜にトロムソから4時間かけて移動、
金曜日は一日慣れないキッチンでひとりケーキと格闘。
新婦の希望でチョコレートケーキを作る。
しかしやっぱりウェディングケーキは白くないと!という意見もあり、外側はホワイトチョコレートのクリームでデコレーション。
飴細工やらマジパンの飾りを作る気ははなからなかったので、
「ブーケかテーブルアレンジメントに使うのと同じお花をケーキ用にも調達してね」と100回くらい念を押してお願いした。
にもかかわらずマイペースなカップルはケーキ用の花のことはすっかり忘れていたので、
新郎のお父さんが車を飛ばしてなんとかバラを用意してくれた。


出来上がりがこちら。

wedding cake.JPG


3段とも同じケーキでチョコレートのスポンジにチョコレートのクリームがサンドされている。
外側はホワイトチョコレートのクリームとパレットナイフで成形したチョコレート。
てっぺんの人形が重くて倒れないか式中不安でしょうがなかったが、
味も見た目もかなり満足の仕上がり。
みんなに
「完成度が高すぎて誰も手作りだと思わない!」といわれた。

みんながちょっとずついろんな部分を手伝って完成した結婚式。
いつもはぐうたらな同僚のきりっとした姿を見たりスピーチが感動的だったり、
ノルウェーの結婚式に参加ということ自体新しい体験で楽しかった。

kristelterje.JPG





東京・横浜方面にお住まいの皆様、ウェディングケーキのご用命は瑠璃庵ですよ!

■西洋菓子処 瑠璃庵 (るりあん)横浜市港南区港南台6丁目32-17 045-833-55199:00-19:00 水曜定休





posted by coco at 21:19| Comment(2) | TrackBack(0) | Tromsø | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月13日

トロムソにSushiバーができたので行ってみた

このところ新しいカフェやレストランのオープンが目に付くトロムソ。
1ヶ月ほど前についにSushiバー"Rå"がオープン。
友人たちの関心も高いので、おっかなびっくり行ってみた。

金曜のディナータイム、
19時半に予約を入れ、その後快く19時に変更してくれるところまではよかったが、
結局席に通されたのは20時近く。
オープンしたてなので仕方ないが、働いている人数の割りに回転が悪い。
友人たちから「日本人の感覚からしたらありえないものもあるかもしれないからcocoはメニュー見ないこと。きてからのお楽しみね」とメニューは見せてもらえず。
置かれたしょうゆ用の小皿が小鉢並みの大きさ/深さなのにちょっとひく。
しばらくして出てきたのは40貫の盛り合わせとアグリーフィッシュ・ロールなるもの。


盛り合わせの内容は
・握り4種
・太巻き2種
・裏巻き4種
がりとやたら粉っぽいワサビもついてきた。

sushi1.JPG

アグリーフィッシュ・ロールはオオカミウオのさしみとアボカドが外側に巻かれた裏巻きで、中はカニ。

sushi2.JPG


一番びっくりしたのがコレ↓
sushi3.JPG

クジラの握り!!

友人たちが奪い合うように食べていたのもびっくり。
わたしも試したが、とっても肉っぽかった。ローストビーフっぽい?!
寿司盛り合わせにクジラの握り…日本ではありえない感覚。
(ちなみにその他の握りのネタはサーモン、エビ、オヒョウ)

肝心のお味は…
総じてまぁ悪くないんじゃない、が正直な感想。
酢飯の酢がかなりはっきりしていたのに驚いた。
(こちらではすしに酢を入れない寿司をよくみかけるので)
握りは巨大だし裏巻きはクリームチーズやらキムチのたれが入っていたり、つっこみどころは満載だが、
自分で作らなくていい=思い立ったら食べにいける、
間違ったものを頼まなければそれなり、というところでまた利用してもいいかな。
値段も思いのほかリーズナブルだったのでよかった。


でもやっぱりご自宅手巻き寿司のほうがいいかな。




posted by coco at 14:22| Comment(1) | TrackBack(0) | Tromsø | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月07日

半人前

5月になってしまった。

トロムソは白夜の準備が進んでおり、もはや真っ暗になる夜がない。
いまだに雪が降る日もあるが、気温は概ねプラス5℃前後で春らしい。
大学のキャンパス内で残り雪の上を雷鳥が歩いていた。
赤い頭がかわいらしい。(食べてもおいしいのかしら)


日本を離れて丸々4年が経った。
4年経った今もまだ博士号は取得できていない。
ボードー大学との契約は4月の末日で満了、
5月からはトロムソ大学でパートタイム(50%)で雇われることになった。
博士論文を書きあがるまであと数ヶ月間要るだろう、という見込みで
博士号取得は今年の秋学期をめざす。


30歳にもなって博士号も取れてないわ半無職だわ。
仕事が50%ということは当然給料も50%。
恐怖の"ノルウェー半額生活"である。
いままで住んでいたようなステキ北欧デザイン住宅には住めないので
30歳にもなって学生寮に逆戻りなんて本当に切ない。
最近気がついたことは、たとえば食費を節約しようとするとノルウェー人が食べてるものそっくり食べることになるってこと。
クリスプブレッドにサバトマト煮缶のせて食べる、とか。
料理と食べることだけが道楽の身としてはこれも切ない。


同期や後輩たちはなんだか順調に家庭を持ったり子供ができたり。
それぞれ大変なことはあるんだろうけど、本当に尊敬する。
親になるってすごいことだな、と最近つくづく思うし、
母親にも
「わたしが30の時にはあなたを産んでたからね」と言われ。
博士号が取れたところで次はいつどこに仕事があるかもわからない、定住も家庭もまったく思い描けないような30歳。
それでも好きなこと(サイエンス)してお金もらえてるんだから幸せなほうか。


なにをもって"一人前"とするかは人それぞれだと思うが、
自分まだまだだなぁと痛感する日々。成長していかないと。

この"自分の中の足りてない部分"はとりあえずチョコレートで補填しようっと。





posted by coco at 00:11| Comment(7) | TrackBack(0) | Tromsø | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月19日

続・アイスランドの火山灰

昨日までにノルウェーのフライトはほぼ復旧、
とおもいきや今晩また一部閉鎖かも、の続報。
ヨーロッパでも混乱が続いているが大体の空港が今日から再開。
空港の閉鎖が解除になっても飛ぶか飛ばないかわからない、なんて状況。

イースター休暇にスイスに出かけた友達がいまだに戻っていない。
15日にスイスを経ったもののイタリアで足止めをくらい、
電車でパリまで来たが、残りはヒッチハイクで帰ってくるとのこと。
本気か?!

今朝の地元紙にも仰天ニュースが載っていた。
スキー旅行に来ていたイタリア人一向がトロムソからミラノまでタクシーで帰る、だって。
トロムソ−ミラノ間は約3700km。
トロムソからスウェーデンに入りひたすら南下。
デンマークを掠めてドイツを縦断、というルートでドライバーは3人。
気になるお代は50000〜100000NOK=70〜150万円の間、という…。
空港閉鎖でAltaやNarvik(どちらも約250kmほど離れた町で鉄道が通っている)までタクシーで移動、という人はかなりいたようだが、イタリアまで、は前代未聞!だそう。
タクシードライバーの一人はインタビューに答えて
「ドイツのアウトバーンで(スピード)無制限で飛ばしたいところだが、車の上限が時速100kmなのでつまらない」
安全運転でお願いします。









posted by coco at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | Tromsø | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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